今季リーグ戦初スタメンを勝ち取った千葉MF安井拓也が5分に鮮やかな直接フリーキック弾を沈めた。もともとはMF杉山直宏が蹴る予定だったが、“直感”でキッカーを志願した。
「前日からの練習でも自分はキッカーじゃなかった。ナオ(杉山)がキッカーだったなかで、『蹴ったら入りそう』ということを本人に伝えて譲ってもらった。それが打ったら入ったので良かったです」
ボールはペナルティエリアの左外側から放たれた。角度はなかったが、狙っていたというシュートは吸い込まれるように逆サイドネットに突き刺さり、「ホンマに入っちゃった」と先制点を記録した。
安井は39分にチャンスメイクでも存在感を放った。中盤の位置でボールを受けると、FWエリソンにパスを出してGKと1対1の決定機だったが、惜しくも阻まれた。
その後も千葉は攻め立てたが、仕留めきれず。すると徐々に押し込まれる展開となり、90+5分にクロスボールからのヘディング弾で失点。土壇場で同点に追いつかれ、1-1の引き分けとなった。
安井は「きょうに関しては2点目、3点目を取るチャンスがあったなかで、とどめを刺せなかったのがすべて。チャンスがあったなかで外し続けると、長崎側としてもどこかで1本取ればいけるというか、そういうメンタル面にはなったと思う」と、追加点の重要性を語った。
また、自身のパフォーマンスについては「勝ちを持ってこられていないのが事実なので自分的にはまだまだ。勝ってこそ評価されるべきだと思う」ときびしめ。前後半を通じて主導権を握り続けたからこそ、千葉にとっては悔やまれる引き分けとなった。



