リヴァプールのブラジル代表GKアリソン・ベッカーが代表ウィーク明けまで負傷離脱する運びとなった。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
アリソンは9月30日に敵地で行われたチャンピオンズリーグ（CL）リーグフェーズ第2節のガラタサライ戦で負傷交代。アルネ・スロット監督は試合後に選手の容体からして「土曜日の試合に出られないだろう」としばらくの離脱を予想したが、まさにその通りとなってしまったようだ。
4日のプレミアリーグ第7節でチェルシーのホームに乗り込むスロット監督はこの試合に先立った会見で「アリソンは明日のスカッドに入っておらず、ブラジル代表での遠征に同行しない。つまり、土曜日の試合は欠場となる」と明言。さらに、復帰時期にもこう述べる。
「回復のスピード次第だが、土曜日にプレーできない以上はブラジル代表での出場もないのは明らか。代表ウィーク明けの初戦に間に合うとなれば驚きだが、以降の試合も回復が早まったり、時間がかかったりする場合もある」
「正確な日数や週数を予測するのはいつだって難しいが、今後の数試合においては我々のチームとしても、ブラジル代表としても帯同しない」
オランダ人指揮官はまた、同じくガラタサライ戦で負傷交代したフランス代表FWウーゴ・エキティケにも触れ、「今日の練習から合流する見通しだ。今の状態を見極めたい。フェデリコ（・キエーザ）も同様。練習後に状況を見守る必要がある」と話している。
今季も開幕から連勝を続け、プレミアリーグで首位を走るリヴァプールだが、前節のクリスタル・パレス戦で初黒星を喫すると、続くガラタサライ戦も敗戦。立て直しを期すチームの現状を鑑みると、より痛い離脱となった。