ブレントフォードは15日、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンの加入を発表した。契約期間は2年間。
現在35歳のヘンダーソンは、かつてリヴァプールで主将も務め、在籍した2011年から2023年の間で公式戦492試合に出場し、プレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇を経験。その後、サウジアラビアのアル・イテファクで半年プレーした後、昨年1月にアヤックス入り。同クラブでもキャプテンマークを任され、2024-25シーズンはエールディビジ制覇にあと一歩のところまで迫った。すると今月10日、契約は2026年6月末まで残していたものの、ヘンダーソンの申し入れから解消に至った。
プレミアリーグ復帰が決まったヘンダーソンは、クラブを通じて以下のようにコメントしている。
「ここに来られてとてもうれしいよ。これからスタートして、活躍していくのがとても楽しみだ。私は常にこのクラブと、彼らがここ数年で成し遂げたこと、特にクラブとしてどのように成長してきたかに大きな尊敬の念を抱いていた」
「クラブはとても組織的でよく運営されている。とても家族的な雰囲気だと聞いているよ。これはとても重要なことだと思う。フィル・ジャイルズ(フットボールディレクター)、リー・ダイクス(テクニカル・ディレクター)、そしてキース(・アンドリューズ監督)と話したとき、全てにおいて本当に良い感触を抱いた。話をした瞬間から、ここに来たいと明確に思ったよ。最終的に決断するのは簡単だった」
「キースと何度か話をしましたが、彼はとても親切で誠実な人、彼も楽しみにしていた。彼も、私がここに来て、クラブの前進に貢献したいと思った大きな理由の一つだ。特に若い選手たちに、自分の経験を伝えられるように全力を尽くしている。しかし同時に、ピッチ上でパフォーマンスを発揮し、自分の仕事を全うする必要もある」
「周りのみんなを助けるのは当然だが、私の年齢でもまだ多くのことを学び、向上し、さらに良くなることができる。それが私がこのクラブでやりたいことだ」
「クィービーン(・ケレハー)はまだ（トレーニングに）参加していないが、ゼップ(・ファン・デン・ベルフ)とファブ(ファビオ・カルヴァーリョ)、そして他の選手たちと少し話をした。確かに、馴染みのある顔が何人かいるのは嬉しいね。彼らは素晴らしい仲間たちで、リヴァプールで本当に仲良くなったから、僕たちが馴染むのはいいことだ」