セビージャは29日、元スペイン代表MFサウール・ニゲスとベルギー代表MFアルベール・サンビ・ロコンガの退団を発表した。
アカデミー時代から過ごすアトレティコ・マドリーで2017年夏に異例の9年にもおよぶ新契約を結ぶなど、将来を嘱望されたサウールだが、近年は構想外に。2021年夏のチェルシー行きに続くレンタルで今季からセビージャで再起を期したが、ケガもあり、公式戦26試合で1得点6アシストとインパクトを欠いた。
2021年夏にアーセナル入りしたサンビ＝ロコンガはその初年度こそ出場を重ねたが、次第に出番が減少。2023年1月のクリスタル・パレス行きからレンタル移籍を繰り返し、ルートン・タウンでのプレーを挟み、今季からセビージャに移ったが、こちらも負傷の影響して公式戦23試合で2アシストにとどまった。
なお、サウールはもう1年のレンタル延長オプションを伴ってのセビージャ行き。サンビ・ロコンガは買取オプション付きだったが、いずれもセビージャを動かすには至らなかった。