セリエA昇格のピサは26日、アルベルト・ジラルディーノ氏の監督就任を発表した。
今季は現役時代にミランで活躍し、イタリアが誇る生粋の点取り屋として名を馳せたフィリッポ・インザーギ氏のもとで戦ったピサ。見事にセリエBで2位フィニッシュし、来季から35年ぶり2度目となるセリエAの舞台に返り咲きを果たした。
そんなF・インザーギ氏はセリエBのパレルモに引き抜かれ、監督不在に陥ったピサだが、既報通りにこちらもかつてイタリア代表ストライカーとして活躍したジラルディーノ氏が後任に。契約は1年延長オプションを伴う2年となるという。
ジラルディーノ氏は下部リーグでの下積みを挟み、2022年夏から古巣のジェノアに帰還すると、同年12月からトップチームを暫定的に指揮。翌年1月に正式就任し、セリエA復帰に導きなどしたが、今季は低迷で2024年11月に解任の憂き目に遭った。