湘南ベルマーレは26日、福田翔生がデンマーク1部のブレンビーIFに完全移籍することを発表した。ブレンビー側の発表によれば、契約期間は2029年の夏まで。背番号は「19」を着用する。
現在24歳の福田は、2019年に東福岡高校から当時JFL(日本サッカーリーグ)だった今治FCに入団。2023年にY.S.C.C.横浜に移籍すると、明治安田J3リーグで21試合11ゴールと目覚ましい成績を残すと、同年8月に湘南ベルマーレに完全移籍。すると昨季、J1リーグで34試合10ゴール4アシストを記録した。今季もここまでリーグ戦16試合4ゴール2アシストの数字の残している。
海外挑戦を決断した福田は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。なお、同選手は7月5日のアウェイ・ヴィッセル神戸戦が出場可能な最後の試合となり、翌6日に離日する。
「ブレンビヤネス・イドラーツファーイーニング(ブレンビー)に移籍することになりました」
「湘南ベルマーレに関わる全ての皆さん、約2年間本当にありがとうございました。ファン、サポーター、スタッフ、チームメイトの皆さん、いつも背中を押してくれて、どんな時も支え続けてくれてありがとうございました」
「このチームのためなら命を懸けれると、そう思えるチームで毎試合戦う事ができて幸せでした。湘南に来ることができたから成長できたと強く思っています」
「相当な覚悟をもって決断しました。湘南に必ず恩返しできるように日々努力します」
「まだ伝えさせていただきたい事が多くあるので6日にレモンガススタジアム平塚にお越しいただけたら幸いです」
「本当にありがとうございました。あと2試合、一緒に熱く戦ってください」
また、ブレンビーのフットボールディレクターを務めるベンジャミン・シュメデス氏は、福田について以下のように評価している。
「福田は、スピードがあり、重心が低い攻撃的な選手で、縦に深く走り込み、常に高いインテンシティでプレーする。彼は我々が以前から注目していた選手であり、他のクラブも興味を示していることを知っている。そのため、彼がブレンビーIFの一員となることを大変嬉しく思う」
「もちろん調整期間は必要だが、ブレンビーで我々が目指すプレースタイルに非常によく適合する選手だと我々は見ている」