サウジアラビアのアル・イテファクは27日、リヴァプールからイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンを獲得したことを発表した。
2011年にサンダーランドからリヴァプール入りしたヘンダーソンは、その後の12シーズンにわたって主力を担い、公式戦492試合に出場。2015年からはスティーブン・ジェラードの後任としてキャプテンを務め、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ、クラブ・ワールドカップなどのタイトル獲得に貢献してきた。
しかし、今夏にジェラード率いるアル・イテファクからの関心が伝えられると、33歳を迎えた中で新たな挑戦を決断。26日には「この12年間を言葉にするのは難しく、別れを言うことはさらに簡単ではない。僕はいつだってレッズだ。僕が死ぬその日まで。今までありがとう。You'll never walk alone」と移籍の意思を表明していた。
推定1200万ポンド（約21億8000万円）＋ボーナスの移籍金でヘンダーソンを引き入れたアル・イテファクは、昨シーズンのサウジアラビアリーグで7位フィニッシュ。今夏に2年契約で新たにジェラード監督を招聘している。