2019-11-23 Zaccheroni AlbertoGetty Images

監督キャリア40年のザッケローニ氏、こだわりは?「用具係も含めて全員に敬語で…」

元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、インスタグラム上でイタリア人記者カルロ・ペレガッティ氏のインタビューを受け、自身のキャリアを振り返った。

ザッケローニ氏は近年、日本代表を率いてブラジル・ワールドカップに出場するなどアジアを舞台に活躍してきたが、過去にはユヴェントスやインテルなどセリエAのビッグクラブの指揮官を歴任。ミランでは、就任1年目にしてスクデットを獲得した経歴も持つ。

そんなザック氏は、自身の40年に及ぶ監督としてのキャリアについて語った。

以下に続く

「私は選手としてプレーしたかったのだが、監督をやるようになった。かなり若くしてベンチに据えられ、そこから冒険が始まった。私には選手たちを引き付ける能力があったようだ」

「選手たちはどうすれば勝てるのかを知りたがる。だからそのメッセージを発信すれば良い。指揮官からメリットを受けられるということを証明して見せればよい。彼らのキャリアに大きく影響を与えてくれる指揮官だと分かれば、ついてきてくれるものだ。まずそれが基本だろう」

「私はクラブの会長よりも選手たちと上手くいっていたね。会長に対して選手の獲得を要求したりしなかったが、練習やフォーメーション、選手の管理についてはこだわりがあった。会長との関係が壊れた時は、これが原因だったよ」

「また、私は常に用具係も含めて全員に対して敬語を使うようにしていた。それぞれの仕事にリスペクトを抱いているので、用具責任者に対して文句をこぼしたことはない。カルチョとはチームで勝利を勝ち取るものだからね」

■ザック氏が考える1999年スクデットの勝因

続いてザッケローニ氏は、1999年にミランで獲得したスクデットに言及。その功労者を明かした。

「あのスクデットは誰のおかげか?すぐに思いつくのは、(パオロ)マルディーニ、(アレッサンドロ)コスタクルタ、(デメトリオ)アルベルティーニの3人。私はウディネーゼからやって来て、選手としてプロ経験もない。その上、前任者は(アリゴ)サッキや(ファビオ)カペッロだった」

「そこで私は、あの3人の元へ話をしに行ったんだ。それがカギになった。3人は常に練習に最初にやって来て、去るのは最後と、チーム全体をけん引してくれた。これがあのシーズンの重要な布石になったと考える」

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