期限付きミラン加入のケアー、残留を希望「ミランに残るのが僕の夢。クラブを説得する」

デンマーク代表シモン・ケアーは来季もミランでプレーすることを望んでいる。

ミランに所属するデンマーク代表DFシモン・ケアーが12日、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、自身の去就などについて語った。

ケアーは昨夏、セビージャからアタランタに期限付きで加入。しかし出場機会に恵まれず、1月の移籍市場で今度はミランへとレンタル移籍した。ミランでは負傷離脱するまで公式戦7試合に先発するなどセンターバックのレギュラーの座をつかんでいたケアー。新型コロナウイルスの感染拡大により、リーグが中断されている現在、自身の近況を報告。「今は調子がいい。トレーニングは完了し、ピッチに上がる時が来たら僕の準備はできている」と述べた。また自身の契約にも言及すると、ミラン残留を願った。

「僕の夢はミランに残ることだ。しかし今、この後に何が起こるのかを考えるのは難しい。その時が来れば、クラブと話し合いたい。僕の買い取りオプションを行使してくれるようクラブを説得し、できる限り圧力をかけなければならない。試合が行われていない現在も僕はトレーニングを続けている。ミランに残るために、フィジカルだけでなく、メンタル面でも改善していきたい」

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またケアーは、指揮官のステファノ・ピオリに感謝の言葉を述べた。

「ピオリはすぐに僕を信じてくれた。僕に話しかけてくれてあらゆることを与えてくれた。彼のような指揮官でやりやすかった。レギュラーとしてプレーするにあたり、メンタル面でも問題はなく、サンシーロでのプレッシャーも怖くなかった。キャリアにおいて、様々なクラブを渡り歩いてきたが、ここミランは居心地が良い。僕は大きな刺激を受けることにも慣れているしね。最大限トレーニングに打ち込み、全力を尽くすためにも大きなモチベーションが必要なんだ」