市場価値175億円マネの将来は？仏紙「レアル・マドリーか、何も起きないか」

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】レアル・マドリー（ラ・リーガ）からの関心が伝えられるリヴァプール（プレミアリーグ）のセネガル代表FWサディオ・マネの去就は…？

レアル・マドリーは、リヴァプールFWサディオ・マネに関心を寄せているようだ。『フランス・フットボール』が伝えた。

2016年にサウサンプトンからリヴァプールに加入したマネ。以降、ユルゲン・クロップ監督率いるチームの中で絶対的な地位を築き、昨シーズンにはチャンピオンズリーグ制覇、今シーズンには30年ぶりのリーグ制覇に大きく近づくチームの躍進に貢献。セネガル代表としても、昨夏にアフリカ・ネイションズカップ決勝進出を果たすなど、世界を代表する選手の1人として注目を集めている。

昨年には4位に入り、アフリカ出身選手としてはジョージ・ウェア以来となるバロンドール受賞が期待されるセネガル代表FWだが、以前からレアル・マドリー行きが頻繁に報じられてきた。また、代表チームメイトのケイタ・バルデも先日に「サディオ・マネがこれからもクラブに居続けたいとは思わない」と同選手の移籍を予想している。

以下に続く

しかし、リヴァプールと2023年6月までの契約を残すマネを、簡単には獲得できないと『フランス・フットボール』は伝えている。アンフィールドに4100万ユーロ（約48億円）でやって来た同選手だが、現在の市場価値は1億5000万ユーロ（約176億円）とされており、また昨シーズンの欧州王者も売り手に回るクラブではないと指摘した。

それでも、同メディアはマネの将来に関して「レアル・マドリーか、何もないか」とし、リヴァプールのスター選手が移籍する場合の行き先は、サンティアゴ・ベルナベウだけと強調。また、ジネディーヌ・ジダン監督と選手も相思相愛であり、2年前の同指揮官が退任する前にオファーを送っていたとも綴っている。