約9カ月ぶりに日本代表に復帰したサガン鳥栖GK権田修一は、自分を支えてくれた人へ“恩返し”を誓っている。
2日行われた明治安田生命J1リーグ第25節で、鳥栖はFC東京とスコアレスドローに終わった。この試合でもゴールマウスを守った権田は、守護神として3試合連続のクリーンシートに貢献した。
権田にとっては、かつてのホーム味の素スタジアムでの古巣対戦に。下部組織からトップチームデビューを果たしたFC東京には、やはり並々ならぬ思いがあるようだ。
「ここで試合をやるっていうのは僕にとって特別なことだなと。サガン鳥栖で僕はプレーしてますけど、やっぱりFC東京のことは好きですし応援しています。このスタジアムっていうのは僕が中学生の頃から見に来て応援して、っていうスタジアムですしここで色んなことがあったスタジアムなので、ここで試合をするっていうのは代表云々抜きにして特別な思いはあります」
先日発表された日本代表メンバーに招集され、昨年12月のE-1選手権以来約9カ月ぶりに復帰した権田。支えてくれた全員に感謝し、恩返しがしたいと語っている。
「今回こうやって日本代表に選んでもらえてその僕が元気にサッカーやってる姿っていうのをFC東京のサポーターもそうですし、僕を育成の時から見てくれているコーチの人とかスタッフの方、よく知ってる人、そういう人に自分が元気にプレーしている姿っていうのを見せるのは僕にとってやらなきゃいけないことというか。今自分がサッカーを続けている意味は、僕が元気にプレーしているところを見せるっていうところにあると思うので。だからそれが恩返しだと思う」
「明日から日本代表に行きますけど、そこでまた元気にプレーをするところをみんなに見せる。僕がFC東京育ちなのは間違いないですし、今サガン鳥栖で日本代表に入ってるのは、A代表に入ってるのは僕だけなので、サガン鳥栖もFC東京も、もっと言ったらホルンも1年間お世話になったので……僕を支えてくれた人にとっての成果だと思うので、また明日からしっかり頑張っていきたいです。今日は勝ちたかったですけど……ここでしっかり自分が良い試合、というか試合を通してしっかりできて良かった。去年は少しバタバタした試合になってしまったので、しっかりゼロで抑えることができて良かったかなと思います」
また、日本代表への思いも語っている。
「代表メンバー23人、ケガ人が出て変わったみたいですけど、その合宿に行く以上は全員が『いや俺どうせ出れないから』とか思っていくことがおかしな話で。そもそも日本代表に入りたくても入れない人がたくさんいる中で、そこで選ばれて合宿に行けるので。行った以上は全員が試合に出たいっていうモチベーションを持ってやらなきゃいけないんじゃないかと思っています」
日本代表は、9月7日に札幌ドームでFIFAランク12位のチリ代表と対戦し、同11日にパナソニックスタジアム吹田でFIFAランク32位でロシアW杯にも出場したコスタリカ代表と対戦する。
川島永嗣という日本代表を長きに渡って支えてきた守護神が不在の状況。権田は、正守護神争いを制して支えてくれた人々へ“恩返し”できるだろうか。
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