17-18シーズン、森岡亮太はベルギーのワースラント・ベフェレンに加入し、ジュピラー・リーグ初挑戦ながら大ブレイクを果たし、加入から半年でアンデルレヒトにステップアップを果たした。ワースラント・ベフェレンにとって、森岡退団の影響は大きかったようだ。
ベルギーメディア『voetbalnieuws』は「ワースラント・ベフェレンは新しい森岡を待ち焦がれている」という見出しで、次のように報じた。
「ベフェレンはシーズン序盤から健闘を見せ、一時は5位まで浮上。しかし、指揮官後退や主軸を引き抜かれた影響もあり、その後失速していった。最終的にはレギュラーシーズンを12位で終え、ヨーロッパリーグ・プレーオフではA組の5位という結果に。これはまさに“失望のシーズン”になったと言える」
その一方で、18-19シーズンからクロアチア出身の有望株カルロ・ルリッチを獲得したことについて触れ、「この22歳の青年はセリエAのサンプドリアにも在籍した。森岡亮太がベフェレンを高みに導いたように、クラブ側は日本人MFと同じシナリオを望んでいる」と紹介。新司令塔ルリッチが、森岡のような活躍をしてくれることに期待を寄せた。
森岡は17-18シーズンの前半戦、ワースラント・ベフェレンでリーグ戦24試合出場、7ゴール11アシストの成績を残した。この活躍を受けてアンデルレヒトに引き抜かれる運びとなったが、ワースラント・ベフェレンにとって、半年間在籍した森岡の活躍ぶりは“突出した成功例”として記憶されているようだ。
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