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原口元気が振り返る初のW杯…残った悔いとつかんだ手応え

日本代表MF原口元気は、楽しさと悔しさ、そして狙いも出せたワールドカップになったと、ベルギー戦の翌日に振り返った。

原口は2-3と逆転負けを喫したベルギー戦で価値ある先制点をマーク。長い距離を走っての正確なシュートと、自身が積み上げていた成果がゴールにつながったと誇る。

「本当にあのゴールに関しては、自分で言うのもなんですけど、狙い通りというか。ワールドカップがどういうものになるかイメージをしてトレーニングを始めたところから、逆算したものが出た。ドイツに行って、50メートル、60メートルをスプリントした後に力が出ないということを感じて、そこから力を出せるようにしたい。で、あのシーンは本当に60メートルくらいスプリントした後に、相手と駆け引きして止まって、その後ちゃんとバランスを崩さずに自分の思った通りに蹴れた。本当に4年間トレーニングをしてきたことだなって、先生とも話しながら。あのシーンはそうだったなと」

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プレー面では「結構自分がイメージしていた通りだった」とワールドカップについて語り、準備してきたことが通用する手応えも得たと話す原口。世界最高の舞台は「楽しかった」と明かしつつ、残った悔いも語る。

「めっちゃ楽しかったです。負けてめっちゃ楽しかったというのはあれだけど、毎日ワクワクしていたし、サッカーも試合もすごく楽しくて。できればもう1試合やりたかったですけど、それだけが悔いかな」

今回のワールドカップを最後に長谷部誠、本田圭佑といった主力選手が代表を離れることとなる。原口は「気持ちよくプレーさせてくれた選手がいなくなるわけじゃないですか」と話し、改めて成長を誓った。

「40何日間、長いこと代表で活動することはなかったので、本当に良いものがたくさん見れた、先輩たちの。本当に彼らの強さであったり、精神的に安定しているところとか、これだけやってきてもなおあるモチベーションとか。圭佑くんに限らず、(長友)佑都くんもそうだし、本当にそういうものを近くでこれだけ長いこと見れて、やっぱり感じるものもあったし、まだ彼らには全然追いつけていないと思っているから、彼らを越していかないと、ベスト8、4というのは見せて来ないので」

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