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努力の積み重ねでつかんだW杯の切符。槙野智章「8年間苦しい時間を過ごした」

日本サッカー協会(JFA)は31日、ロシア・ワールドカップに臨む日本代表メンバー23名を発表。31歳にして初のW杯出場となる浦和レッズDF槙野智章が今の心境を語った。

槙野はヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の下で代表に定着。西野朗新監督となっても招集され、今回のW杯最終メンバーにも名を連ねた。

「自分の名前が呼ばれたときにいろんな思いがこみ上げてきました」と感慨深げに選出当時の心境を語った槙野。W杯に出たいという強い思いは、過去2大会で代表候補に入りながらも招集されなかった悔しい思いがあってこそだと口にする。

以下に続く

「2010年、2014年と自分の名前が呼ばれず、この8年間非常に苦しい時間を過ごしてきました。どうやったら最後の最後に自分の名前がよばれるかという思いで自分を責め、どうったら周りの人たちに勝てるか日の丸のユニフォームで世界で戦えるかということに時間を割いて毎日努力してきました」

その努力の積み重ねは「浦和で過ごしたことがとても大きい」とし、「普段一緒にトレーニングしている仲間たち、日々代表で切磋琢磨バトルし合う仲間からたくさんの刺激をもらい、サッカー以外のかたからもたくさんの刺激をもらい、ここまでくることができた」と語った。そのうえで「たくさんの指導者、たくさんのスタッフと出会ったおかげでここまで大きく成長できた」と感謝の言葉を示した。

ようやくつかんだW杯の切符。しかし「W杯に選ばれることだけが最後の目標ではない。しっかりピッチの上でプレーし、表現して結果を残すこと」と気を引き締めつつ、「それが次の目標であり次のステージ」と先を見据えていた。

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