かつてマンチェスター・ユナイテッド、エヴァートンでプレーした元アメリカ代表GKティム・ハワードが、現在うわさとなっている元同僚ウェイン・ルーニーのDCユナイテッド入りに歓迎の意向を示している。
現在コロラド・ラピッズでプレーしているハワードは『ワシントン・ポスト』の取材で次のように述べている。
「ウェインの年齢(32歳)はそれほど問題ではないと思う。衰えたなんて思っていないし、彼ほどのプレーヤーだったら経験を生かして、常に最適な判断ができるだろうしね。ベン・オルセン(DCユナイテッド監督)だって、ルーニーがどこでプレーするのが理想的か、すでにイメージしていると思うよ」
その一方でハワードは「だけど、MLSは決して簡単なリーグではない。彼はアメリカでも数々のリスペクトを受ける存在として迎えられるだろう。そんな中でもウェインはMLSで本領を発揮し、最高のプレーを見せてくれるはずだ。チームは間違いなく強くなるだろうし、MLSにとっても素晴らしいことだと思う」と言及。MLSは過小評価されるべきリーグではなく、ルーニーの次なる選択肢として“価値がある”と強調している。
1979年生まれ、現在39歳のハワードは2003年から在籍したマンチェスター・U時代にルーニーとともにプレー。2006年からエヴァートンで11年に渡ってプレーし、南アフリカ・ワールドカップではアメリカ代表のGKとしてイングランド代表のルーニーとも対峙した。プレミアリーグで長らく活躍したハワードからしても、ルーニーのMLS挑戦はリーグ全体のレベルが底上げされる、興味深い話題と見ているようだ。
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