ロシア・ワールドカップは16日にグループCの初戦が開催され、フランスとオーストラリアが対戦した。試合はフランスが2−1でオーストラリアを下し、勝ち点3を獲得した。
試合内容もさることながら、この試合で注目されたのは最新のテクノロジーが使われる場面が何度もあったことだ。
まず56分、フランスは鋭い縦パスに抜け出したグリーズマンがオーストラリアDFジョシュア・リズドンにPA内で足をかけられてしまう。主審は一旦プレーを流したものの、VARにて該当プレーを確認するため、試合が一旦中断された。
VARでの確認を終えた主審はPKスポットを指してフランスにPKを与えた。このチャンスをグリーズマンが決めてフランスが先制に成功。今大会から導入されたVARで、初のPKが与えられた瞬間でもあった。
さらに同点となって迎えた81分、フランスはオーストラリアのペナルティエリア内に侵入。ポール・ポグバがシュートを放つと、ボールはゴールバーにあたって下方向に跳ね返る。ゴールネットは揺さぶられなかったものの、主審はゴールラインテクノロジーを用いて得点の判定を下した。
ロシアW杯初のVAR判定によるPKとゴールラインテクノロジーを用いた判定。サッカーの最新テクノロジーが光る試合となった。
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