レアル・マドリーDFダニ・カルバハルがラ・リーガの方針に不満を示し、SNSでメッセージを発した。
現在、ヨーロッパでもイタリアを中心に新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化している。セリエAやリーグ・アンでは試合の延期が決まるなど、感染症予防の観点からやむ無しの決断に至っている。
一方でスペインサッカー連盟(RFEF)はリーガ1部と2部の試合を除き、サッカー及びフットサルの公式戦を2週間すべて延期すると発表。リーガ1部2部に限り、続無観客試合で続行の方針にある。これを受け、カルバハルは自身の『Instagram』のストーリー機能を通じて不満を爆発させた。
「リーガ1部と2部の選手、チームスタッフはコロナウイルスの免疫があるとでも?」
このメッセージは後に削除されたが、そのキャプチャはSNSを中心に出回る形になっている。
スペインは現在、ヨーロッパにおいてイタリア(1万2462名)、フランス(2281名)に次ぎ、2262人に新型コロナウイルス陽性反応が確認されている。ヨーロッパリーグ(EL)ではローマの選手たちがイタリアから出国できないため、セビージャvsローマが開催不可となり、ヘタフェがイタリア遠征に拒否反応を示したことからインテルvsヘタフェも延期となった。
現時点でスペインリーグは1部2部の試合は無観客試合で行う方針にあるが、延期及び中止とならない現状に選手からも疑問の声が浮上しているようだ。
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