スペイン『アス』が、レアル・マドリーMFイスコの厳しい立ち位置を改めて報じている。
腰痛によってラ・リーガ第8節を欠場して以来、レアル・マドリーにおいてプレータイムを与えられていないイスコ。今回の報道によれば、カルロ・アンチェロッティ監督の構想から完全に外れているようだ。
ジネディーヌ・ジダン監督下でも出場機会をなかなかつかむことができなかったイスコだが、昨シーズンの同時期までのプレー時間は303分。今季はこれまでの166分間と、より減少している。
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アンチェロッティ監督は時間が経つにつれてチームを微調整しており、カゼミーロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチの中盤は不可侵の存在に。試合によってフェデ・バルベルデやエドゥアルド・カマヴィンガが起用されているが、それらの選手で構成できない場合はイスコよりもダニ・セバージョスが優先されると見込まれている。
さらに、イスコの現行契約は2022年6月までとなっており、退団報道も過熱。一方で、2021年夏にイスコに関心を持ったクラブは移籍金を支払うのをためらったとも伝えられており、パフォーマンスに確信がもてない現状では引く手あまたとはいかないようだ。『アス』は「マドリッドでの生活が終わるとき、イスコがキャリアの再スタートを切れると考えているクラブはあるのだろうか」と不安な先行きを伝えている。