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2017-18シーズンにフルミネンセからワトフォードへ加入し、イングランドへと上陸したリシャーリソン。1シーズンでプレミアリーグに適応すると、翌シーズンにエヴァートンへ加わった。トフィーズでは通算53ゴール・13アシストを記録する活躍を見せ、2022年夏にトッテナムの一員となっている。加入初年度は公式戦3ゴールにとどまり、深刻な不振に陥るも、アンジェ・ポステコグルー監督が就任した2023-24シーズンはプレミアリーグで11ゴール4アシストと復調の兆しを見せた。
184センチとFWとしては大柄ではないが、高いジャンプ力からのヘディングシュートを武器とし、クロスを合わせるのが得意とする得点パターンだ。また、カタール・ワールドカップではセルビア戦でアクロバティックなボレーシュートを決め、最優秀ゴールに選ばれるなど、身体操作の能力も非常に高くスーパーゴールも多い。パワフルさとしなやかさを兼ね備えた万能ストライカーと言えるだろう。
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W杯という大舞台では3ゴールを挙げる活躍を見せたが、ブラジル代表の層の厚さもあり、今夏のコパ・アメリカのメンバーからは漏れた。通算20ゴールを挙げてきたセレソンへのかねてからの思いから落選は残念だが、それだけに新シーズンに懸ける意気込みは強いはず。プレシーズンの来日は、日本のファンにとって名手を直に観れるチャンスでもある。
