Takefusa KuboGetty Images

ソシエダ、ベティスとの直接対決を制してEL出場権獲得!久保建英はここ7試合で5回目のベンチとなり出場機会なし

19日のラ・リーガ第37節、レアル・ソシエダは敵地ベニト・ビジャマリンでのベティス戦に2-0で勝利した。日本代表MF久保建英はベンチスタートとなり、出場機会はなかった。

勝ち点57の6位ソシエダと勝ち点56の7位ベティス……ヨーロッパリーグ出場圏6位の座を狙う両チームの直接対決だ。ソシエダのイマノル監督は、前節バレンシア戦(1-0勝利)でフル出場させた久保をベンチスタートとして(控えとなるのはここ7試合では5試合目)、中盤にブライス・メンデス、トゥリエンテス、ミケル・メリーノ、オヤルサバル、1トップにベッカーを据える5-4-1のシステムを採用した。

ソシエダはキックオフから5分後にいきなり先制点を獲得。ペナルティーエリア手前右からのフリーキック、ブライス・メンデスが左足で蹴ったボールが枠の右に収まった。

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幸先よくリードを得たソシエダは、その後ベティスの攻勢に遭うもののGKレミーロが好守を連発し、さらにクロスバーにも助けられて無失点を維持。そして42分に待望の追加点を決めた。前線でフォルナルスのボールを奪ったミケル・メリーノがペナルティーエリア内に入り込み、冷静な左足のシュートでGKルイ・シウバを破っている。

後半もベティスの攻勢を受けるソシエダは、65分にトラオレのハンドによってPKを献上。しかしキッカーのアブデが中央を狙って蹴ったシュートは、横に飛んだレミーロが残していた足で弾いている。

窮地を脱したイマノル監督は66分に交代カードを切り、ティアニーとトゥリエンテスを下げてオラサガスティ、ジョン・マルティ(18歳のCB。これがトップチームデビュー)を投入。また76分にはブライス・メンデス、トラオレとの交代でバレネチェア、アランブルをピッチに立たせている。

81分にはベティスのアヨセが、浮き球からソシエダのDFラインとレミーロを突破してネットを揺らしたものの、腕でボールをコントロールしていたとしてゴールと認められず。イマノル監督はその場面の直後に最後の交代枠を使い、ベッカーをザハリャンに代える。ソシエダは終盤、ベティスの意地の猛攻を凌ぎ続けて、2点リードのまま試合終了のホイッスルを聞いた。

勝ち点を60に伸ばしたソシエダはベティスとの差を4ポイントまで広げ、最終節を残してヨーロッパリーグ出場圏6位を確保している。

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