Vinicius Jr Jude Bellingham Real Madrid 2023-24Getty

バレンシア戦2ゴールのヴィニシウス、ベリンガム幻の決勝点に…「僕たちは勝っていたはず。でもそうさせてもらえなかったんだ」

2日のラ・リーガ第27節、レアル・マドリーは敵地メスタージャでのバレンシア戦を2-2のドローで終えた。マドリーの全得点を記録したFWヴィニシウス・ジュニオールは、同クラブでの通算250試合出場に喜びを表した。

バレンシアに2点を先取されたマドリーだが、前半終了間際、さらに76分にヴィニシウスがゴールを決めて同点に追いついた。昨季、同スタジアムで人種差別的な行為を受けたヴィニシウスは、1点目を決めた直後に右拳を突き上げるブラック・パワーのジェスチャーでもって、差別への抗議を行なっている。

2018年にレアル・マドリーに加入したヴィニシウスは、この一戦で同クラブでの通算250試合出場を達成。試合後、『レアル・マドリーTV』とのインタビューに応じた23歳のブラジル人FWは、次のような感想を述べている。

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「とてもうれしい。マドリーで多くの試合に出場するという夢を叶え続けているからね。この年齢で、これだけの試合数に到達するなんて想像していなかったよ。本当に大きな喜びだ。このまま最高の選手の一人であり続けて、歴史をつくり続けたい」

このバレンシア戦で物議を醸す判定も。MFルカ・モドリッチのCKがファーに流れて、これを拾ったMFブラヒム・ディアスがボールを折り返すと、MFジュード・ベリンガムがヘディングシュートでネットを揺らした。しかしながらヒル・マンサーノ主審はベリンガムのシュートの直前、ブラヒムがクロスを上げたか否かのタイミングで試合終了の笛を吹いており、マドリーのゴールを無効としている。

ヴィニシウスはこの判定について、どのように思ったのだろうか。

「とても難しい引き分けだ。アウェーでプレーするのはいつだって難しい。だけど2ゴールを決めて引き分けとした後、僕たちは勝ってたはずだった。でも、そうさせてもらえなかったんだ」

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