Jude Bellingham Real MadridGetty

「父はいつも“ZIDANE 5”のユニを着ていた…」ベリンガム、憧れの“5番”背負いバイエルンとの大一番へ

レアル・マドリーのジュード・ベリンガムが、チャンピオンズリーグ(CL)制覇への思いを口にした。

昨夏にドルトムントからレアル・マドリーに加入したベリンガム。移籍1年目からチームの主力になった20歳の同選手は、公式戦38試合で22ゴール10アシストを記録して、2シーズンぶりのラ・リーガ制覇やチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出に貢献する。

この活躍を受けて、大きな注目を集めるベリンガムは、8日のCL準決勝セカンドレグのバイエルン・ミュンヘン戦を前に『UEFA.com』のインタビューに応じ、その中で幼少期のレアル・マドリーへの憧れや父親との思い出を明かした。

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「レアル・マドリーはいつだってフットボールにおける基準点だったと思う。いつかたどり着きたい、たどり着けることができるんじゃないかと思っていたけど、こんなにも早く実現するとは考えていなかったかもしれない。そして今、僕はここにいて、ここに加入できたこと、このクラブを代表していることに日々感謝しているよ。今、僕の人生の大部分のように、僕の人生のすべてのように感じている」

「僕の父はいつも家の周りで“ZIDANE 5”が背中に入ったマドリーのユニフォームを着ていた。面白いことに、それは一周回って昨夏に加入したときの僕へのプレゼントになった。当時の僕は“いつも父が着ているこの選手は誰?”のような感じで、父は“大きくなったとき、YouTubeで見せるよ”と言った感じだった。そして今、僕は5番を着ているし、これはとても大きな物語になった」

また、ベリンガムは今シーズンのCL優勝を成し遂げることを夢見ている。

「すべてのプレッシャーや期待を背負ってここに来て、シーズン終了時にそれらを置いて、最高のトロフィーとともに休暇に行く、こうなれば最高だ。そのような最高のシーズンは最高の喜びになるだろう。もちろん、このようなことをまだ考えてはいない。僕たちがプレーする試合を戦い抜き、どこで終わりを迎えるのかを目にすることだけを考えている」

「このようなトロフィーを一緒に掲げること、シーズンを通してのみんなのハードワークが報われることはどれだけナイスなんだといつも考えている。僕にとってこれがフットボールにおける最大の目標だと思うし、これが僕たち全員が目指しているものだ。だから、今から1年後に同じような話をしていて、その場にチャンピオンズリーグの優勝メダルがあれば最高だし、そしてまた準決勝に進めていればいいね」

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