かつてアーセナルを率いたアーセン・ヴェンゲル氏は、ライバルチームのトッテナムをプレミアリーグの優勝候補の一つだと考えているようだ。
トッテナムは昨季プレミアリーグで8位に沈んだ上、今夏の移籍市場でハリー・ケインを失った。ただ、新監督にアンジェ・ポステコグルー監督を据えると、攻撃的なスタイルが今シーズンの成功を支えることに。今季、ここまで11試合を終えて勝ち点26で首位に立ち、2位のアーセナルに勝ち点2差をつけており、ゴール数も22とリーグトップクラスの数字を記録。今夏に獲得したジェームズ・マディソンとファン・デ・フェンも躍進に深く関わることができており、今後のさらなる活躍が期待されている。
ヴェンゲル氏は『beIN Sports』の取材に対し、「トッテナムはリーグ優勝候補の一角に入ると私は深く感じている」と語り、その理由について自身の見解を明かした。
「昨季はウーゴ・ロリスがベストシーズンではなかったこともあり後方に弱点があった。しかし、今シーズンはマディソンが素晴らしい選手で、中盤の低い位置から高い位置への繋ぎ役となり、チームに技術的な創造性を加えている。そしてファン・デ・フェンの獲得も大きいだろう。私は彼を特別な存在だと思っている。そして全体的にソン(・フンミン)からの中央への動きがとても良く見える
アーセナルやリヴァプール、トッテナム、マンチェスター・シティは優勝候補として挙げられるだろう。今のところ、プレミアリーグの優勝を争うのはこの4チームになりそうだ」
トッテナムは次節、チェルシーとのロンドンダービーがあるが、首位をキープすることができるだろうか。