Mikel-Arteta(C)GettyImages

優勝にあと一歩届かず…アーセナル指揮官アルテタ「このチームを鼓舞し続けてほしい」

惜しくもプレミアリーグの優勝を逃したアーセナルのミケル・アルテタ監督が、サポーターに向けて思いを明かした。

アーセナルは19日、プレミアリーグの最終節でエヴァートンと対戦。先制を許す苦しい展開を強いられたが、冨安健洋とカイ・ハヴァーツのゴールで逆転し、2-1の勝利を収めた。しかし、首位に立っていたマンチェスター・シティがウェストハムを3-1で破ったことで、勝ち点2差でタイトルに届かず、2位でのフィニッシュとなった。

試合後、アルテタ監督はサポーターに対し、「今は一息ついて、考え、反省し、そしてプッシュし続ける時だ。このチームを鼓舞し続けてほしい。満足してはいけない。我々は今回以上のものを望んでいるし、それを手に入れるつもりなのだから」とコメント。続けて、「やるべきことをやれば、もっと近づいて、最後には勝てる。いつかはわからない。だけど、前進を続け、あと一歩のところまでいけば、最後には勝つことができるんだ」と語り、いつの日かタイトルを取れる自信があることを明かした。

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ペップ・グアルディオラ監督のもとで3年間コーチを務めた経験のあるアルテタ監督は、「私は4年間毎日そこにいたし、そこに到達するためには何をしなければならないかも知っている」としつつ、自身の思いを口にしている。

「1シーズンだけでなく、残りのシーズンもそうだが、我々は正しい道、正しい旅を続けている。だから、私たちは正しい軌道に乗っていて、あとは本当に歯を食いしばって噛みしめる必要がある。本当にもっと欲しいんだ」

「このリーグの過去15~20年を振り返ってみると、今日のような競争はなかった。(勝ち点89で)チャンピオンになった年があるのも確かだ。しかし、それだけでは十分ではない。これはおそらく、我々がどんどん良くなり、より良く、より速くなっているのと同じことだ。誰かがとても良いからこそ、それを追いかけなければいけないんだ。それが良さでもある。それだけだ。自分たちを哀れむことはできないよ。努力はしたし、向上もしている。信じられないようなシーズンだったけれど、僕らはチャンピオンではないし、それが現実なんだ」

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