プレミアリーグで600試合以上を指揮した経験を持つ名将ハリー・レドナップ氏は、リヴァプールの遠藤航を絶賛している。
昨夏の移籍市場でシュトゥットガルトからリヴァプールに加入した遠藤。モイセス・カイセドやロメオ・ラヴィアの獲得を逃した後の加入ということもあり、現地では期待する声が少なかった。しかしシーズンが進むにつれてユルゲン・クロップ監督の信頼を勝ち取り、プレミアリーグ優勝争いを演じるチームの主力に定着。先日にはカラバオカップ優勝に大きく貢献している。
そんな遠藤は、プレミアリーグ第28節のマンチェスター・シティ(1-1)戦でも躍動し、クラブ公式のマン・オブ・ザ・マッチやプレミアリーグ週間ベストイレブンに選出。現地で絶賛を集めている。そして、ウェストハムやトッテナムなどの指揮官を歴任したレドナップ氏も、イギリス『BetVictor』で日本代表MFを絶賛した。
「エンドウは今季最高の契約であるかもしれない。マンチェスター・シティ戦での彼は素晴らしかったと思う。決して走ることを止めないんだ！ このチームで何年間もプレーしていたようにも見える。この選手を見つけ出し、このチャンスに懸けたスカウトを称賛したい。そして何よりも、彼にすべての賛辞を送りたい。これはまさに未だバーゲンというものが存在していること、選手を見るための目を持つ必要があることを示している」
またレドナップ氏は、マンチェスター・C戦でアーリング・ハーランドを完封したフィルジル・ファン・ダイクにも賛辞を送っている。
「何という選手なんだ！ハーランドはリヴァプール戦で彼自身の動きを見せていたが、このオランダ代表はバトルに勝利し、ただただ壮大だった。彼が歴代のランキングの中でどの順位に位置するかに関しては多くの議論があるだろうが、彼より優れた選手は多くはないはずだ。間違いなくすべてが備わっている」