lazio-kamada(C)Getty Images

鎌田大地を「最優秀選手の1人」と評価するラツィオOB、ルイス・アルベルトに辛辣「代償を払うべき」

鎌田大地が所属するラツィオについて、OBのブルーノ・ジョルダーノ氏が13日に地元ラジオ局『ラディオセイ』の番組内で見解を示した。

下部組織出身で1975年から10シーズンにわたってラツィオでプレーしたジョルダーノ氏は、ラツィオが2-0で勝利したセリエA第36節のエンポリ戦を分析。イゴール・トゥードルのチームの守備面に苦言を呈した。

ラツィオOBは「ラツィオは守備に関して少しぼんやりしていたね。前半は(マヌエル)ラッザリと(アレッシオ)ロマニョーリの間の意思疎通の問題などから危険になりそうな場面があった」と指摘した。そして、鎌田についても言及。「彼は非常に良い試合をしたのだが……」と切り出すと、「ビルドアップの場面でパスミスが1つあった」と振り返った。それでも総合的には良いパフォーマンスだったと評価しており、「私の中でカマダは最優秀選手の1人だった」との見解を示した。

以下に続く

そんなジョルダーノ氏は、長らくラツィオの中盤で不動の地位を築いていたルイス・アルベルトをエンポリ戦でベンチ外としたトゥードルの決断を歓迎した。

「私が何よりも気に入ったのは、ルイス・アルベルトがチームから外れていたことだ。ラツィオの現在、そして特に未来において重要なメッセージになる。なぜなら、練習において黙って文句を言うことなく、同ポジションのライバルよりも優れていることを証明した者がプレーすることを示すからだ。それから強い選手が不在でも試合に勝利できたことは朗報だ」

「1度、2度なら許せるが、それ以上は許されない。ラツィオにおいて代えの利かない選手などいないのだからね。レギュラーの座が欲しければ、ふさわしくなければならない。走らなければならない。技術や戦術だけでなく、振る舞いも選考の要素になる。頭がチームから離れているのなら、その代償を払うべきだ」

広告