Hugo Lloris TottenhamGetty

元主将ロリス、11年在籍したトッテナムに別れ…MLS強豪ロサンゼルスFCへの移籍決定

ロサンゼルスFCは、元フランス代表GKウーゴ・ロリスを獲得したことを発表した。

2012年にリヨンからトッテナムに加入したロリスは、2015年からチームキャプテンを務めるなど公式戦447試合に出場。タイトルこそなかったものの、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ決勝進出などに大きく貢献した。またフランス代表としても、2018年ワールドカップを主将として優勝に導くと、2022年大会も決勝進出を経験。同国代表歴代最多キャップを記録し(145試合)、大会後に代表引退を発表している。

そんなロリスだが、今年夏も移籍が噂されたものの結局残留。しかし負傷の影響もあって4月を最後にピッチから離れる状況が続いていた。そして以前からアメリカ挑戦の可能性が伝えられていた中、ロサンゼルスFCへの移籍が決定。最大2026年までの延長オプションが付帯する1年契約を結んだ。なおイギリス『BBC』などによると、フリートランスファーでの完全移籍となる。

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ロサンゼルスFCのゼネラルマネージャーを務めるジョン・トリントン氏は、「ウーゴは間違いなく彼の年代で最も成功したゴールキーパーで、確かな勝者だ。輝かしいキャリアの次のステップにLAFCを選んでくれたことに興奮しているよ」とコメントした。

また、10年以上にわたって在籍したトッテナムを離れることになったロリスは、古巣の公式ウェブサイトの中で「スパーズはいつまでも僕と家族にとって特別な場所だ。長年にわたってみんなの一員であり、みんなのキャプテンでいられたことは光栄だった。チャプターは終わってしまうけど、みんなはいつまでも僕の心の中に」と思いを語っている。

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