ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督の退任について、イギリス『スカイスポーツ』は日本代表MF三笘薫が不在の影響を指摘した。
昨季途中就任からブライトンをクラブ史上初のヨーロッパリーグ(EL)出場に導いたデ・ゼルビ監督。大きな期待を持って新シーズンに突入したが、過密日程の影響もあってケガ人が続出することに。指揮官自身も対応に苦戦したことを認め、ELではラウンド16で敗退、プレミアリーグでは最終節を前に10位と、ボトムハーフでシーズンを終える可能性もある。
すると18日、ブライトンはデ・ゼルビ監督が今季限りで退任することを発表。19日にホームで行われるマンチェスター・ユナイテッド戦がラストマッチになると明かしたが、この電撃発表は現地で大きな衝撃を与えている。
そして『スカイスポーツ』は、デ・ゼルビ監督の退任を伝えるニュースの中で「三笘薫のロスがブライトンの低迷のカギに」と指摘。2月末から長期離脱を強いられている日本代表MFが、今季プレミアリーグ1試合(90分)平均で残したスタッツを紹介している。
●一対一のドリブル回数:9.47(リーグ4位)
●一対一のドリブルでボックス内に侵入した回数:2.54(リーグ5位)
●一対一成功数:41.84(リーグ4位)
●一対一からシュートにつながった回数:2.54(リーグ7位)
●ドリブルでの仕掛け:2.97(リーグ4位)
今季はリーグ戦19試合に出場、3ゴール4アシストを記録していた三笘。左サイドからのドリブルはブライトンの大きな武器となっており、デ・ゼルビ監督も「三笘と(ソリー)マーチを欠いてのプレーは全く違う」と影響を認めていた。苦しいシーズンとなったのは、日本代表ウインガーの負傷も大きな要因となったのかもしれない。