フェイエノールトのアルネ・スロット監督は、リヴァプール行きの噂に対してコメントした。
2015年に就任したユルゲン・クロップ監督が今夏に退任するリヴァプール。後任候補にはシャビ・アロンソ監督やルベン・アモリム監督らの名前が挙がってきたが、新指揮官探しに難航する中、先日からスロット監督の招聘に向けてクラブとフェイエノールトが交渉を続けていることがわかっている。
さらに、スロット監督自身も以前からリヴァプール就任希望を口に。そして5日のPECズヴォレ戦(5-0)後、今後の去就について「まったく心配していない。ただ、問題はいつ伝えられるかだ」と言及した。
また、この試合はファンがいる状態でのホーム最終戦(19日のエクセルシオール戦は無観客試合)となったことから、スロット監督は別れを告げたともとれる一幕も。この件については「(ファンとの別れに見えたことについて)それには同意するし、そう見えたと思う。メディアのすべての噂により、彼らは私の退任を予想していると思う」とコメントした。
また同指揮官は、就任が決まればクロップ監督やアシスタントを務めるペップ・リンダース氏にも連絡を取りたいと語っている。
「正式な決定があれば、私はあのクラブに行くことになると100%確信している。新たなクラブに行けば前任に電話することは当然で、それがリヴァプールであるのなら、前のコーチに連絡することは当然だ。フェイエノールトに来た時も同じことをやった」
「彼の場合9年間もクラブで指揮を執ったのだから、連絡を取ることは当たり前以上のことだ。それに、私はアシスタントのペップ・リンダースのことをよく知っている。正式決定が出たのなら、シーズンが終わったときに彼に電話しなければ不可解だ」