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苦戦続く鎌田大地、イタリアメディアでも厳しい評価「機能していない。チャンスは無駄に」

フロジノーネ戦に先発したラツィオMF鎌田大地について、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が評価している。

29日に行われたセリエA第18節で、フロジノーネと対戦したラツィオ。後半に先制点を許したものの、カステジャーノスとイサクセンがそれぞれ1ゴール1アシストを記録し、3-1で逆転勝利を飾っている。

鎌田はこの試合、負傷離脱中のルイス・アルベルトに代わってリーグ戦2試合ぶりの先発入り。しかし大きな見せ場は作れず、1点ビハインドの66分にマティアス・ベシーノと交代でベンチへ下がった。『コリエレ・デッロ・スポルト』は「鎌田は機能していない」と題し、「フロジノーネ戦でも平均点以下のパフォーマンスを見せ、この日本代表はこれまでのところインパクトを残せていない」と厳しい評価を下している。

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「負傷したルイス・アルベルトに代わって鎌田が先発。輝く絶好調のチャンスを掴んでいたが、またしてもチャンスは無駄になった。試合開始から1時間後に交代となったが、オリンピコのスタンドからはブーイングも飛んだ」

「試合開始直後に何度か良いプレーがあり、しかし退屈なパフォーマンスで、それ以上はなにもない。もちろん、ルイス・アルベルトのようにはなれていない。『彼は自分のポジションでプレーしていないのではないか』という疑念は日に日に強くなっている」

さらに、1月にはアジアカップ出場のために日本代表へ合流することを指摘し、「招集された場合にはラツィオを1カ月離れることになる。契約は6月に満了するため、今後のことはなにも決まっていない。自分自身の将来を確保する別の機会が必要になるだろう」と綴っている。

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