クリスタル・パレスは17日、パトリック・ヴィエラ監督がクラブを離れることを発表した。
現役時代にアーセナルの無敗優勝を主将として支えるなど、数々の成功を収めたヴィエラ氏。2011年の現役引退後は指導者の道を進み、これまでニューヨーク・シティ、ニースを指揮。そして2021年からはクリスタル・パレスの監督として、プレミアリーグの舞台に戻ってきていた。
しかし、昨季はFAカップで準決勝まで進んだものの、リーグ戦では12位でフィニッシュ。今季も難しい戦いが続いており、昨年末から11試合勝利なし（5分け6敗）。前節はブライトンとのダービーを0-1で落とすなど、3連敗と苦しんでいた。
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そして16日、クリスタル・パレスは公式HPでヴィエラ監督およびコーチングスタッフ3名がクラブを退団することを発表。スティーブ・パリッシュ会長は「このような難しい決断を下すのは、大変残念だ。ここ数ヶ月の成績により不安定な立場に置かれており、プレミアリーグの地位を守るために最善のチャンスを作るためには、交代が必要だと考えた」と説明し、「クラブに全力を尽くした彼らに感謝する。今後の活躍を祈っている」と功績をたたえている。
19日にはヴィエラ監督の古巣アーセナル戦を控えるクリスタル・パレスだが、新監督を現在探している段階であり、追って情報を発表すると明かしている。
