U-23日本代表は25日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの準々決勝でカタール代表と対戦している。
グループBを2勝1敗の2位で通過した日本は、グループAを2勝1分けの首位で突破した開催国のカタールと対戦。日本はスタメン10人を変更した。
パリ五輪のアジア最終予選も兼ねて行われている今回のアジアカップ。本大会への出場枠は「3.5」のため、負ければパリ五輪への出場権が消滅する。
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そんな一戦で日本がいきなり先制。2分、ロングボールの流れから相手のパスを奪った山田楓喜がボックス右手前から左足を振りぬくと、GKは一歩も動けず。ボールはニアサイドを射抜いた。
幸先よく先制した日本だったが、23分に一瞬の隙を突かれる。ボックス右手前からアブドゥラー・アルヤジディにクロスを許すと、ボックス内のアフメド・アルラウィに頭で合わせられ、強烈なヘディングシュートをゴール右に叩き込まれた。
追いつかれた日本は再び攻勢に。38分にはボックス左に侵攻した松木玖生がGKとDFの間に鋭いクロスを供給。ファーサイドに走り込んだ細谷真大が右足で合わせるも、ボールはわずかにゴール右外へと外れた。
直後、松木のロングボールに細谷が抜け出す。ここは飛び出したGKユーセフ・アブドゥラーに頭でクリアされたが、細谷が転倒。VARが介入すると、この場面でGKユーセフ・アブドゥラーが細谷を蹴ったとし、レッドカードが提示され、カタールは1人少ない状況となった。
数的優位となった日本はその後、カタールを押し込んだが、ゴールは生まれず。1-1のまま試合を折り返した。