2021-02-21-tomiyasu(C)Getty Images

ボローニャに欠かせない冨安健洋の負傷離脱に地元紙は落胆「奇跡が起きなければ…」

ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の状況について、地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』が26日、見解を示した。

冨安は今シーズン、シニシャ・ミハイロヴィッチ指揮下において万能ぶりを発揮。チームの台所事情に応じてディフェンスのすべてのポジションをこなしつつ、セリエAで唯一、これまでの全23試合にフル出場した選手となり、イタリア中の注目を集めた。

そんな中、冨安がふくらはぎの筋肉疲労により、チームの全体練習を回避したことが伝えられている。27日にラツィオとのビッグマッチが控える中、冨安に大きな期待を寄せていた地元紙は落胆。「奇跡が起きなければ本日中の復帰は無理だろう。明日のラツィオ戦において、ミハイロヴィッチは今シーズン初めて、トミヤスなしで乗り切らなければならない」とコメントした。

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続けて「ロッソブルー(赤青の意味でボローニャの愛称)の守備陣のジョーカーは、依然としてふくらはぎの痛みを訴えており、3日連続でチームの全体練習に参加しなかった」と説明。「日本人選手の筋肉疲労は、当初の想定よりも様々な問題を引き起こしている。もし痛みが継続すれば検査も行われるだろう」と述べた。ひとまず27日のラツィオ戦は回避し、3月3日のカリアリ戦もしくは7日のナポリ戦での復帰を目指すのではないかと予想している。

一方、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』は、ケガがレッジョ・エミリアで行われたサッスオーロとの試合中に負ったものであると指摘。「単なるけいれんと思われていた」が、最悪のケースでは「軽い肉離れ」の可能性もあると主張し、その場合、カリアリ戦の出場が厳しくなるだけでなく、ナポリ戦も微妙になるとの見解を示している。「チームドクターは悪化のリスクを避けるためにストップをかけることを決めた。復帰へのゴーサインは完全に回復してからになると予想できる」と結論付けた。

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