アーセナルMFエミール・スミス=ロウに賛辞の声が集まっている。
プレミアリーグでは第14節までに8敗と大不振に陥っていたアーセナル。ミケル・アルテタ監督の解任も噂された中、指揮官は第15節チェルシー戦でブカヨ・サカやガブリエウ・マルティネッリ、スミス=ロウといった若手選手を積極的に起用する勝負に出た。
すると、チェルシーとのダービーでは3-1の勝利を挙げ、続くブライトン戦にも1-0で勝利。そして2日の新年初戦となったウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦は4-0と圧勝し、今季初の3連勝を達成している。
アーセナルではなかなか出番の得られなかったスミス=ロウだが、チェルシー戦で今季リーグ戦初出場を飾ると、以降トップ下のポジションで躍動。この3連戦で2アシストを記録し、チーム復調のカギとなっている。
アーセナルのレジェンドであるマーティン・キーオン氏は試合後『BT Sport』に対し、サカへアシストしたWBA戦の2点目について「(ティエリ)アンリの動きに反応する(ロベール)ピレスを思い起こさせたね。アカデミーを通じて学んできたんだろう」と、無敗優勝達成時のメンバーを挙げながら絶賛した。
「特別なことだよ。スミス=ロウが入ってきて、パスを出してどんどん走り出す。サカはユースチームで一緒にプレーしていたし、彼の動きは分かっているのだろう。素晴らしい動きだった」
「彼がチームに入ってきてから、非常に感銘を受けているよ。誰もがメスト・エジルが果たすべき役割だと思っていた。監督がそういった選手を求めているのが分かる。若くて活気にあふれているね。(スミス=ロウとサカで)それを手に入れた」
なおエジルは、WBA戦後に自身のツイッターを更新。現在登録外のためにチームに帯同していなかった背番号10だが、“後輩”の活躍を絶賛している。
「ナイスゲームだった!素晴らしいスピリットで3連勝。スミス=ロウのようなNo.10がいるといい感じだ。違いを作る男」
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