2-1 MourinhoGetty

モウリーニョ、CL敗退→EL8強のユヴェントスに皮肉…「帰宅するべき。私からすれば優勝の意味がない」

ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが16日のレアル・ソシエダ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて試合を振り返った。

ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16のファーストレグにおいて、日本代表MF久保建英を擁するレアル・ソシエダに2-0と先勝したローマ。16日にセカンドレグでスペインへ乗り込むと、スコアレスドローで試合を終え、2試合合計2-0でベスト8進出を決めた。モウリーニョは試合終了後、チームのパフォーマンスを振り返り選手たちを称えた。

「第1戦を2-0で終えていたため、レアル・ソシエダは観客の後押しを受け、あらゆるリスクを冒しながら、あらゆる手を尽くしてきた。だがローマの選手たちは序盤に試合を支配し、プレスをかけ、ゴールを狙う野心を見せた後は、試合をうまくコントロールしてカウンターを狙った。(タミー)エイブラハムや(ステファン)エルシャーラウィが入った後も得点を奪うことをあきらめたことはなかった。頑張ってくれた選手たちを称えたい。極めて強力なELだが、クオリティのある対戦相手2チームを退けることができた。我々は、極めて高いレベルのチームとともに、ベスト8に名を連ねることができた。ローマから来てくれたファンにも感謝したい」

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続いてモウリーニョは、ベスト8の組み合わせ抽選に言及する中で、チャンピオンズリーグからELへ回ってベスト8進出を決めたユヴェントスや、ELからヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)へ回ってAZに敗れたラツィオに触れた。

「抽選に興味はないが、私の考えからすると、いるべきではないチームがいる。1つの大会で敗退したのなら、帰宅するべきだ。CLで敗退したチームがELで優勝したとしたら、私からすれば意味のないものになる。我々は最初からこの大会で戦っているのだからね。ラツィオ? 敗退したのだから、もう3つ目の大会はない」

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