obama_rashford(C)Getty Images

オバマ元大統領「ラッシュフォードは当時の私より先に行っている」

元アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマ氏が、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを称賛した。イギリス『BBC』などが報じた。

幼少期に貧困を経験したラッシュフォードは、世界屈指のメガクラブで有名になった現在、プロフットボーラーとして活躍しながら慈善活動にも尽力。特に、幼い子供たちの飢餓、貧困問題改善に取り組んでおり、昨年には食料援助に関して精力的に活動した。

その運動が評価される形で、当時22歳にして大英帝国勲章(MBE)も授与されたラッシュフォード。この度、元アメリカ合衆国大統領のオバマ氏とのビデオミーティングに参加した。

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その中で、オバマ氏は「当時の年齢の私よりも先を行っているね」とラッシュフォードを称え、「小さなことからでもいい。何かポジティブなことを始めれば、それが違いを生み出し始めるんだ。時間をかけてポジティブなことを積み重ねていく人々の力、それを世代で繋げていって皆が良くなっていく」とメッセージを発した。

一方のラッシュフォードはビデオミーティングを振り返り、「オバマさんが話すとき、もうこちらはそれを聞くことしかできないよ。シュールな状況だよね。マンチェスターのキッチンに座ってオバマさんと話すなんて。でも彼はすぐ、僕に安心感を与えてくれた」と恐縮していた。

幼少期の貧困の経験やお互いの趣味である読書、次世代のリーダー論などを語り合ったオバマ氏とラッシュフォード。なお、オバマ氏はラッシュフォードと同じ20代前半の頃は大統領になりたいとは思っておらず、「マーカスのようなプロのスポーツ選手になってみたかった。もっとも、もし私にそんな才能があったらの話だけど」と語っていたとのことだ。

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