オーストリア・ブンデスリーガのチャンピオンシップラウンド、ラピッド・ウィーンvsザルツブルクの一戦が現地時間24日行われた。この試合でラピッドFW北川航也は先発出場、ザルツブルクMF奥川雅也はベンチスタートとなった。
この試合では開始9分、北川がゴールエリア左で裏に抜け、飛び出してきたGKをかわしてシュートに持ち込むもサイドネットでゴールならず。14分には裏に抜け出して浮き球を処理するもゴールに結びつけることはできなかった。
すると19分、ラピッドFWエルカン・カラが相手DFのミスに乗じてボールをかっさらい、そのままゴールを奪ってホームのラピッドが先制した。だがここからザルツブルクの反撃が開始。21分にCKの流れから1点を返すと、30分にはエノック・ムウェプが追加点を決め、1－2と逆転に成功。北川はこの30分で途中交代となり、ピッチ上での日本人対決は実現しないことが確定した。
その後もザルツブルクは攻勢の手を緩めず、前半だけで4ゴールを叩き込んで1－4とした。後半に入り、60分、65分にも追加点を決めたザルツブルクは1-6と5点差に広げ、69分から奥川雅也が途中出場。その後互いに1点を決め、試合は2-7でフルタイムを迎えた。
この結果、ザルツブルクは勝ち点を41に伸ばしてチャンピオンシップラウンド1位の座をキープ。一方、勝ち点32のラピッドは同じ節で勝ち点3を手にしたLASKリンツに抜かれ、3位に転落している。同コンペティションでは1位のチームに来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権、2位に同予選出場権、3位にUEFAヨーロッパリーグ出場権が与えられる。
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