Kim Min Jae NapoliGetty

モウリーニョがどうしても欲しかった韓国代表DF…「トッテナム時代に獲得したかったが助けてくれなかった」

ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、次戦対戦するナポリの韓国代表DFキム・ミンジェを絶賛している。

モウリーニョ監督2年目のローマは、今季難しい時期もあったものの、直近公式戦7試合で負けなし(4勝3分け)。セリエAでも2位ミランと1ポイント差まで迫るなど(前節終了時点)、激しいチャンピオンズリーグ出場権争いを繰り広げている。そして29日には、首位を独走するナポリとの“デルビー・デル・ソーレ”に挑む。

大一番を前に会見に出席したモウリーニョ監督は、「彼らの選手の1人について話そう」とし、2019年11月~2021年4月まで指揮を執ったトッテナムでのエピソードを明かしている。

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「私はトッテナム時代に彼を獲得しようとして、『FaceTime』で話までした。だが、クラブは助けてくれなかった。その選手は1000万ユーロの評価額で、トッテナムは500万ユーロをオファーした。700万~800万ユーロで取引できたはずだが、当時のトッテナムは資金を使えなかった」

「彼とは『FaceTime』で2~3回話し合ったが、本当に移籍を望んでいた。だが、実現しなかった。そして今、そのディフェンダーであるキムはそこ(ナポリ)でプレーしている」

今季からナポリでプレーし、カリドゥ・クリバリの後継として公式戦25試合に出場するキム・ミンジェ。チームのセリエA首位独走に貢献し、韓国代表としてカタール・ワールドカップにも出場するなど、その評価は日に日に高まっている。そして稀代の名将も、その才能に早くから目をつけていたようだ。

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