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「審判協会の謝罪は無意味。慰めになるのか? 」三笘薫がPKを与えられなかった場面に…英解説者が持論

現役時代にマンチェスター・シティなどで活躍したマイカー・リチャーズ氏は、ブライトンMF三笘薫にPKが与えられなかったシーンについて振り返っている。

8日に行われたプレミアリーグ第30節で、トッテナムと対戦したブライトン。10分に失点するも、34分にルイス・ダンクが同点弾を奪う。しかし79分に決勝点を奪われ、1-2でトップ4を争うライバルとの直接対決を落とした。

しかし、この試合では71分のシーンが物議を醸すことに。ボックス内で浮き球をコントロールした三笘がピエール=エミール・ホイビュアと接触して倒れたが、主審の笛は鳴らず。さらにVARレビューでもPKの判定はなかった。だが試合翌日、プレミアリーグなどの審判に関する独立組織「Professional Game Match Officials Limited (PGMOL)」はこの判定がPKになるべきだったことを認め、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督に謝罪したことが判明している。

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大きな物議を醸している今回の判定だが、現在解説者を務めるマイカー・リチャーズ氏も『デイリー・メール』のコラムで批判している。

「なぜVARが三笘にPKを与えなかったのか理解できない。ブライトンとトッテナムの間に何が起きたのか、誰か説明してくれ。なぜ三笘薫は2回チェックしてもPKを与えられなかったのか? 冗談みたいな話だ」

「PGMOLはミスに対して謝罪する声明を出したが、その謝罪は無意味だと思う。ブライトンの選手たちは、ノースロンドンでの素晴らしい努力に対して何の報いもない謝罪に、慰めを感じると思うのか?」

「今シーズンの決定的瞬間になるかもしれない。ブライトンは素晴らしかったし、ヨーロッパカップ戦出場権を得るために素晴らしいチャンスを作っている。もしそれを勝ち点差で逃すことになったら、最初に思い返すのはこのトッテナム戦だろう」

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