Camarda Milan FiorentinaGetty

セリエA最年少出場の15歳カマルダにピオリ「期待通り。ミスをする自由と我慢が必要」

ミランの指揮官ステファノ・ピオリが27日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、セリエA史上最年少デビューを飾ったFWフランチェスコ・カマルダらについて語った。

先月末から4戦連続未勝利とセリエAで苦戦が続いていたミラン。中断明けのフィオレンティーナ戦(ミランが1-0で勝利)では、オリヴィエ・ジルーやノア・オカフォーら2人のセンターフォワードを欠く中、ピオリはルカ・ヨヴィッチのバックアッパーとして15歳のカマルダを下部組織から招集し、ピッチへと送り出した。ミラン指揮官は、わずか15歳260日でデビューを飾り、セリエA最年少出場記録を塗り替えたカマルダに言及すると、若き逸材に対するトップチームの選手たちのサポート体制を喜んだ。

「初めての経験を積むカマルダをサポートする選手たちの姿勢は気に入った。チームの団結の証だった。カマルダは(デビューする前の)数日前とは何も変わらず、私が期待していた通りの取り組みを行っている。彼がこのままの状態を維持できるように、我々が上手くやっていかなければならない。彼には、成長するためにミスをする自由と我慢が必要だ」

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またピオリは、ミランの団結力を評価しつつ、37歳のオリヴィエ・ジルーに賛辞を贈った。

「私は常に、チームの振る舞いを重視してきた。上手く行っている時にみんなが団結することは簡単だが、困難の時はそう簡単ではない。選手たちやクラブの振る舞いには感謝している。ジルーはチームの基盤の一部だ。偉大な選手であると同時に偉大な人間性を持っていて、常にみんなを助けてくれる。彼は偉大なプロフェッショナルであり、困難の時は、このように振る舞うべきだ」

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、パリ・サンジェルマン(PSG)やドルトムント、ニューカッスルと同居する死の組で3位につけるが、28日、首位ドルトムントとホームでの対戦に挑む。

「すべての試合がシーズンを変える一戦になる可能性がある。我々の目標は、リーグ戦とヨーロッパの舞台で競争力を示すことだ。明日は重要な一戦であり、適切なメンタリティで臨む必要がある。ホームで行われたPSG戦のように、極めて高いレベルの試合をしなければならない」

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