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リヴァプール、終盤に反撃受けるもホームでトッテナムに4発快勝!遠藤航は64分までプレー

現地時間5日、イングランド・プレミアリーグは第36節が行われ、遠藤航の所属するリヴァプールはホームのアンフィールドにトッテナムを迎えた。

4月の不振により、アーセナル、マンチェスター・シティとの三つ巴の優勝争いからやや後退する格好となったリヴァプール。クロップ監督最後のシーズンを失速したまま終わらせるわけにはいかないリヴァプールは、遠藤が先発してマクアリスター、エリオットと中盤を形成し、前線はサラー、ルイス・ディアス、ガクポが並んだ。

一方、チャンピオンズリーグ出場権獲得に向けてラストスパートをかけているトッテナムはリシャルリソンがベンチスタートとなり、中盤にベンタンクールを起用してソン・フンミンを1トップに置いた。

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立ち上がりからペースを握ったリヴァプールは9分、エリオットが高い位置でボールを奪い、エリア内にラストパス。受けたサラーの右足シュートはGKヴィカーリオがはじき、こぼれ球をエリオットがボレーで押し込むも今度はロメロが足でブロックした。

試合が動いたのは16分、遠藤からのサイドチェンジをペナルティーエリア左で受けたガクポがカットインして右足でクロスを入れると、ファーサイドでマークを外したサラーがやや角度のない位置から頭でネットを揺らし、リヴァプールが先制する。

先制したリヴァプールがその後もペースを握る中、トッテナムは中2日の疲労の影響もあってか、思うようにソン・フンミンがゴールに近い位置でプレーさせてもらえず、チームとしてシュートまでの形を作ることができない。

迎えた前半終了間際、遠藤からのパスを受けたマクアリスターのダイレクトパスをペナルティーエリア右で受けたアレクサンダー=アーノルドが折り返すと、ファーサイドのロバートソンがダイレクトでゴール前へ。受けたサラーのダイレクトシュートはGKヴィカーリオがはじいたものの、こぼれ球をロバートソンが押し込んで2-0とリードを広げた。

後半、巻き返したいトッテナムだが、リヴァプールは攻撃の手を緩めない。50分、L・ディアスのサイドチェンジを右サイドで受けたサラーはボールを失うものの、フォローしたエリオットがボールを奪い返す。そのままペナルティーエリア右から左足でクロスを入れると、ゴール前のガクポが頭で合わせてリヴァプールが決定的な3点目を挙げた。

さらに59分には、ロバートソンの左クロスをファーサイドで収めたサラーが戻すと、受けたエリオットがペナルティーエリア手前左からカットインして左足を振り抜く。強烈なシュートがゴール左上隅に吸い込まれ、リヴァプールが4-0と突き放した。

致命的な点差となってしまったトッテナムはエメルソン、クルセフスキ、ベンタンクールに代えてリシャルリソン、マディソン、スキップを投入。リヴァプールも64分に遠藤とロバートソンを下げてバイチェティッチとゴメスを投入する。

すると迎えた73分、右サイドを抜けたブレナン・ジョンソンの折り返しを、ゴール前フリーとなっていたリシャルリソンがダイレクトで流し込み、トッテナムがようやく1点を返す。

さらに77分、ペナルティーエリア左からのスキップのパスをゴール前で受けたリシャルリソンが落とし、フリーのソン・フンミンが押し込んでトッテナムが2点差に詰め寄る。

しかし、トッテナムの反撃もそこまで。2点差を維持したリヴァプールが3試合ぶりの白星をホームで手にした。

■試合結果

リヴァプール 4-2 トッテナム

■得点者

リヴァプール:サラー(16分)、ロバートソン(45分)、ガクポ(50分)、エリオット(59分)

トッテナム:リシャルリソン(73分)、ソン・フンミン(77分)

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