マンチェスター・ユナイテッドOBのレジェンド、ガリー・ネヴィル氏が、南野拓実らリヴァプールのバックアッパーについて「物足りない」との見解を示している。
プレミアリーグ第19節で、リヴァプールはマンチェスター・ユナイテッドと対戦。長い時間主導権を握っていたものの、最後までネットを揺らせず。大一番をスコアレスドローで終えている。
この結果を受け、イギリス『スカイスポーツ』の解説を務めるG・ネヴィル氏は「リヴァプールFWのバックアッパー3人は十分ではない」と語っている。
「リヴァプールの前線はロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、モハメド・サラーのフロント3で盤石だった。それは過去3シーズン、信じられないような完成度だった。だが、そういう組み合わせは4年目に入ると燃え尽きてくるものだ。実際に今季はそうなりつつあるね」
「やはり、この組み合わせが疲弊してくるのは当然だったと思う。一方、その控え的立ち位置である(シェルダン)シャキリ、(ディヴォック)オリギ、南野は十分ではないと思う。その問題を大きく露呈させたのは(ディオゴ)ジョタの負傷だ。彼が不在になったことで、ローテーションの質は大きく下がった」
ポルトガル代表FWジョタは、今季ウォルヴァー・ハンプトンからリヴァプールに加わり、フロントスリーのどの位置に入っても十分な活躍を見せていた。ここまで公式戦17試合9ゴールという数字も残している。だが2020年12月上旬にひざを負傷し、それから長期離脱を余儀なくされており、ジョタの負傷欠場以降リヴァプールの躍進がストップしたと見る向きもある。
南野は、リーグ戦では試合序盤に得点した第14節クリスタル・パレス戦以来、出場機会が与えられていない(FAカップのアストン・ヴィラ戦では出場)。南野にとってジョタ不在の中、引き続き真価の問われる状況となりそうだ。
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