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元日本代表FW興梠慎三が浦和から札幌に期限付き移籍!「引退も考えたが、もう一度もがいてみようと」

浦和レッズは29日、元日本代表FW興梠慎三が北海道コンサドーレ札幌に期限付き移籍することを発表した。

35歳で2021シーズンを終えた興梠は、明治安田生命J1リーグで通算得点ランキング3位に位置する日本屈指のストライカー。キャリア当初には2005年から2012年にかけて鹿島アントラーズで活躍して2007年から2009年のJ1リーグ3連覇、Jリーグカップと天皇杯を2度ずつ制するなど多くのタイトルを獲得した。

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浦和へは2013年に完全移籍加入。エースとして活躍して鹿島時代の2012シーズンから記録している二桁得点を2020シーズンまで続行した。浦和ではAFCチャンピオンズリーグ(ACL)や天皇杯、Jリーグカップを制すなど、輝かしい実績を誇っている。

また、日本代表としても16キャップを刻んでいるベテランストライカーだが、2021シーズンは公式戦27試合で2ゴールにとどまっていた。

札幌への期限付き移籍が決まった興梠は、浦和の公式HPで感謝の言葉を残している。

「9年間、本当に熱い応援ありがとうございました。今年1年、何一つチームに貢献できなかったことを大変申し訳なく思っています」

「今回、期限付き移籍という形で移籍することが決まりました。今年はなかなか試合に出場できない時期が続き、自分自身このまま引退ということも考えましたが、自分を必要としてくれるクラブからオファーをいただき、もう一度真剣にサッカーと向き合い、もう一度もがいてみようと思いました」

「自分のわがままを受け入れてくれたクラブには大変感謝しています。この浦和レッズでファン・サポーターとともに闘ってきた9年間は、本当に自分にとって大きな財産になりました。この決断に悔いはありません。少しでもピッチに立っている姿をみなさんに見せられるように頑張ります。

「本当にありがとうございました。また必ず」

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