ユヴェントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリが4日のサレルニターナ戦終了後、18歳の若き逸材FWケナン・ユルディズを絶賛した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2022年夏にユヴェントスの下部組織へ加入すると、今シーズンからトップチームに昇格してセリエAデビューを果たしたユルディズ。18歳トルコ代表の逸材は、4日に行われたコッパ・イタリアラウンド16のサレルニターナ戦に途中出場すると、チームの5点目をマークして6-1の大勝に貢献した。
そんな若き至宝は、この試合で共に活躍を見せたファビオ・ミレッティやアンドレア・カンビアーゾ、ジョセフ・ノンジェらとともに、「恐るべき若手たち。ユーヴェには宝がある」としてイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』からも賛辞を受けた。そして指揮官のアッレグリもトルコ人FWを絶賛し、自身が過去に指導したカンピオーネ（王者）たちと比較して、今後の成長に期待を寄せた。
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「ユルディズはうまいし、頭も良い。彼の目の前には、偉大なキャリアが待っているはずだ。私が指導してきたカンピオーネたちは全員、賢かったが、彼も同じだ。ただ『偉大なキャリアを歩んだ』と言うのは、7～8年間にわたってこのレベルを維持してからだ」
ユヴェントスでは、フェデリコ・キエーザの代替オプションとも評価されるユルディズ。だがアッレグリは、今後のイタリア代表FWとの同時起用を示唆しつつ、現在の働きぶりを評価した。
「あり得るかもしれない。ユルディズの成長と、キエーザのコンディション次第だ。しかし現代サッカーにおいては、途中出場の選手たちも重要だ。ユルディズは1対1を仕掛けて違いを作り出していた」