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【動画】キャスパー・ユンカー2発で6戦7点目も…浦和レッズ、2度リードも湘南ベルマーレに逆転負けで6戦ぶり黒星

明治安田生命J1リーグは20日、第18節の浦和レッズvs湘南ベルマーレが行われた。

直近5試合無敗ではあるもののここ2試合では連続ドローの浦和が、5試合未勝利かつ3試合連続ドローの湘南をホームに迎えた。浦和はキャスパー・ユンカーや田中達也、明本考浩らを先発起用。湘南はウェリントンや高橋諒、山田直輝らをスタメンで送り出す。

試合が動いたのは開始早々の9分。セットプレーの流れから左サイドでボールを持った明本が中央に折り返すと中央でキープしようとした槙野智章が粘ってボールがこぼれる。反応したユンカーが左足を振り抜いて先制点を奪取した。ユンカーにとってはこれがリーグ戦2試合ぶり6点目となっている。

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先制後は後方からボールを繋いで組み立てていく浦和だが、27分に最終ラインでのパス回しが中途半端になったところをウェリントンがボックス左でカット。ボールを渡された田中聡が素早く中央に折り返すと池田昌生がスルー、走り込んだ山田がネットを揺らした。

同点で折り返した一戦、互いに選手を交代せずに後半を迎える。52分には右サイドの田中が左足でクロスを供給。ボックス内の小泉がヘディングシュートを放ったがGK谷晃生にキャッチされる。

やや攻勢に出ている浦和。なかなか決定機は訪れないが53分にストライカーが期待に応える。湘南の攻撃をしのいだ直後のカウンターからユンカーが小泉とのワンツーを用いて最前線をスプリント。最後はトップスピードに乗った状態でGK谷の頭上を抜くループシュートを放ち、この日2点目をマークする。これにより、ユンカーはJ1リーグ6試合で得点数を「7」とした。

巻き返しがかかる湘南はタリクと池田に代えて町野修斗と名古新太郎を投入。対する浦和も田中と金子大毅に代えて関根貴大と柴戸海を送り出した。

64分にもボックス左で持ったユンカーが左足でシュートを放ったが右ポストに直撃。直後にもボックス内で味方のシュートのこぼれ球に反応して左足を振り抜いたがGK谷に阻まれた。

しかし浦和が突き放せずにいる70分、左サイドの畑大雅が右足でボックス内に蹴り込むとウェリントンが高く跳躍。確実に枠を捉えてまたもスコアを同点に戻す。

浦和は75分に小泉に代えて興梠慎三を送り出して三度の勝ち越しを目指していく。湘南も同じタイミングで畑に代えて岡本拓也を起用した。すると88分、浦和の組み立てのミスを突いたところからボックス右でボールを拾った岡本が逆転弾を決める。

そのまま試合が終了し、浦和は6試合ぶりの敗戦を喫した。対する湘南は6試合ぶりの白星を飾っている。

■試合結果
浦和レッズ 2-3 湘南ベルマーレ

■得点者
浦和:キャスパー・ユンカー(9分、53分)
湘南:山田直輝(27分)、ウェリントン(70分)、岡本拓也(87分)

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