japan canada(C)Getty Images

「日本代表はかつてないほどに強い。才能集う極上の世代」伊誌はW杯より成長の日本に驚き

カタール・ワールドカップ(W杯)でサプライズを巻き起こすなど目覚ましい成長を遂げる日本代表について、イタリア誌『リヴィスタ・ウンディチ』が23日の特集記事でスポットライトを当てた。

昨年に行われたカタールW杯のグループステージでドイツやスペインを撃破し、死の組を首位通過して世界の注目を浴びた森保一監督率いる日本代表。三笘薫や久保建英ら海外で実力を認められるスターを輩出し、さらなるステップアップを遂げようとするサムライブルーは、カルチョの国からも熱視線を浴びている。

イタリア誌は23日、「日本代表はかつてないほどに強い」との見出しで注目。「かなりの長期を見据えたプロジェクトは、才能が集う極上の世代をもたらした。現在、結果にも表れつつある」などと綴り、日本の際立った成長を認めている。

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「ちょうど1年前のこの時期、日本は過去最高のW杯を過ごしていた。ドイツとスペインに歴史的な2勝を挙げ、ベスト16でPK戦の末にクロアチアに敗れたが、そのクロアチアは準々決勝でブラジルを敗退に追い込んだチームでもある」

しかし、1年前に世界を驚かせた日本は「現在、2022年よりもさらに良いパフォーマンスを見せている。信じられないが本当のことだ」とイタリア誌は強調。「W杯の決勝トーナメントとは異なり、反響は大きくないかもしれないが、日本代表は8連勝(34得点5失点)という重要な成績を残している」と賛辞を贈った。

さらに「この8勝は、必ずしも下位のチームから挙げたものではない」と指摘。「サムライブルーはエルサルバドルやミャンマー、シリアを簡単に一掃したが、チュニジアやトルコ、そしてドイツにも勝利を収めている」と驚きを示した。

特に今年9月のドイツとの再戦については「またしてもドイツ相手に。それもアウェーで4-1の大勝だった」と高く評価。止まらない日本の成長を目の当たりにしたイタリア紙は「つまりカタールW杯の感動の波はまだ尽きていない。むしろさらに高まっている」との見方を示している。

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