Großkreutz Klopp DortmundGetty Images

引退のグロスクロイツに恩師クロップが労いのメッセージ「最高の人物…生涯の友」

1月下旬に現役引退した元ドイツ代表MFケヴィン・グロスクロイツに対し、ドルトムント時代の恩師ユルゲン・クロップが労いのメッセージを贈っている。

グロスクロイツはドイツ『ARD』のTV番組『Sportschau』に出演。その番組内で、クロップ監督がビデオレター出演を果たし「私がこれまで指導した選手の中で、元も偉大な一人」と、かつての教え子を称賛している。ドイツ『Sport1』がその言葉を伝えた。

「オフィスでケヴィンを初めて見たときのことを思い出すよ。ミヒャエル・ツォルクも一緒でね。その時は君のことをまだ詳しく知らなかった。だがそこから歴史が始まった。ケヴィンは紛れもなくドルトムントのレジェンドだ」

以下に続く

「我々は本当に素晴らしい時間を過ごした。そしてケヴィンはクレイジーな髪型にしたり、ほとんどのポジションでのプレーをこなしたりね。とにかく印象的だったよ。その時間を忘れることはないだろう。ドルトムントで育ち、一度アーレンに行った少年が、再びドルトムントに戻ってきて偉大な歴史を築くとは誰も予想できなかっただろうね」

クロップは「プロとしては一区切りかもしれないが、ケヴィンはドルトムントこそいるべき場所だと思う。これまで得た経験をみんなのために生かしてほしい。これからも幸福に恵まれてほしい。私はケヴィンという最高の人物に出会えたことを嬉しく思っている。生涯の友だ」と続け、グロスクロイツの感謝の言葉を述べた。

番組に出演していたグロスクロイツは恩師からの言葉に涙ぐむ場面も。サプライズ的な演出に「こんなに感動的なメッセージをもらうとは思わなかった」と口にしている。

1988年生まれのグロスクロイツはドルトムントの下部組織で育ち、トップ昇格前にアーレンへと移籍。その後2009年にドルトムントに復帰を果たすと、クロップ体制の10-11、11-12シーズンにはリーグ連覇を達成。ドイツ代表としても2014年のワールドカップ優勝メンバーに名を連ねた。

2015年にドルトムントを去った後はガラタサライ、シュトゥットガルト、ダルムシュタットなどを経て、2018年から在籍したユルティンゲンを2020年10月で退団。2021年1月プロキャリアにピリオドを打っていた。

プレミアリーグ|最新ニュース、順位表、試合日程

▶2020-21 プレミアリーグ DAZN完全独占!1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【関連記事】

広告