20221220 Infantino Lionel MessiGetty Images

カタール大会の成功を受け…FIFA会長が3年に1度のワールドカップ開催を希望か

国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、3年に1度のワールドカップ開催を望んでいるのかもしれない。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。

11月20日から12月18日まで、約1カ月にわたってカタールの地で行われた2022年ワールドカップ。当初はさまざまな問題が懸念されていたが大きな騒動もなく、リオネル・メッシ擁するアルゼンチンが36年ぶり3度目の優勝を飾って幕を閉じた。

そんなワールドカップだが、カタール大会こそ異例ではあったものの通常は4年に1度、夏季オリンピックとは異なる偶数年の6月から7月に開催されている。しかし、大幅な代表ウィークの日程の編成を目指すFIFAは、以前から2年に1度の開催を目論んでおり、賛否が飛び交っていた。

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『デイリー・メール』によると、先日にFIFAクラブ・ワールドカップの拡大や“FIFAワールドシリーズ”と仮称される代表チームによるフレンドリートーナメントの開催を発表したインファンティーノ会長は、大幅な増収に成功したカタール大会の成功を受け、長期的な野望としてワールドカップの開催年の変更を目指しているという。さらに今大会を受け、同会長は欧州シーズン中の冬季開催にも自信を抱いたと伝えられている。

しかし、2030年までのインターナショナルブレイクの日程に関するステークホルダーとの交渉はすでに終了しており、北米3カ国の共同開催となる2026年大会と2030年大会までの変更は不可能とされている。

なお、FIFAが以前に提案したワールドカップ隔年開催案については、アジアやアフリカの連盟からの支持があった一方で、ワールドカップ王者を輩出する欧州や南米の連盟、さらに主役の選手たちから強い反発があった。

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