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菅原由勢、今夏移籍が濃厚か…AZ強化部長が示唆「ユキも契約があと1年しか残っていない」

AZアルクマールの日本代表DF菅原由勢は今夏の移籍に迫りつつあるようだ。クラブのマックス・フイバーツTD(テクニカルディレクター)が示唆した。

現在23歳の菅原は2019年夏に名古屋グランパスから期限付きでAZに渡り、翌夏からは完全移籍での加入に移行。これまで同クラブで公式戦198試合14ゴール29アシストを記録し、今季は42試合に出場し4ゴール9アシストをマーク。右サイドバックとしてチームの来季ヨーロッパリーグ出場権獲得につながるエールディビジ4位フィニッシュに大きく貢献している。

そんな菅原だが、現行契約は2025年までとなっているため、AZが一定の移籍金を得られるのは今夏が最後の移籍ウィンドウに。インテルやブライトン、エヴァートンやヴォルフスブルクなど欧州主要リーグクラブからの興味が伝えられ、今夏のステップアップが現実味を帯びている。

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そしてそんな中、クラブのフイバーツTDはオランダ紙『デ・テレフラーフ』で今夏の補強活動について言及。ここ数シーズン、選手の売却で1億3000万ユーロ(現レートで221億円)を超える移籍金を得たクラブだが、同TDは「次に何が起こるかを予測するのはさほど複雑なことではない」と前置きすると、「ダニ・デ・ウィットの退団は決定しており、パヴリ(ヴァンゲリス・パヴリディス)も去る可能性が高く、ユキ(菅原)もまた契約があと1年しか残っていないことは知っている」と明かした。

今夏に契約が満了となる攻撃的MFデ・ウィットをフリーで手放す一方で、それぞれ25年までの契約のエースFWパヴリディスと菅原は売却へ。後者の2人に対し、納得できる獲得オファーが届くのだろうか。

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