Marcus-Rashford(C)GettyImages

オーウェン、イングランド代表からラッシュフォードを外したサウスゲートを非難「リスクを冒す価値があった」

イングランドのレジェンドであるマイケル・オーウェン氏が、マーカス・ラッシュフォードをEURO2024のメンバーから外したガレス・サウスゲート監督を非難した。

イングランドサッカー協会は21日、EURO2024に向けた直前合宿に臨むイングランド代表のメンバー33名を発表した。サウスゲート監督は今回、ラッシュフォードを始めジョーダン・ヘンダーソンやラヒーム・スターリングといった実績のあるスター選手を外し、アダム・ウォートン、やカーティス・ジョーンズ、ジャレル・クアンサーといった初招集の若手を選出。周囲を驚かせるに至った。

サウスゲート監督はラッシュフォードの落選について「他の選手の方が良いシーズンを送っている」と言ったように、ラッシュフォードは今季、プレミアリーグで7得点にとどまっている。

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それでも、オーウェン氏は特にラッシュフォードのスピードはチームにとって大きな財産だと感じており、メンバーから外したサウスゲート監督の決断に失望していると自身のSNSを通して発言した。

「ガレス・サウスゲートがマーカス・ラッシュフォードをメンバーから外したことにとても驚いている。彼の基準からすれば、今シーズンは不本意なシーズンだったのは確かだが、トーナメントのサッカーは違うし、彼はイングランドのシャツを着れば常に自信を持っていた。才能ある攻撃的な選手はたくさんいるが、ラッシュフォードのような速さを持つ選手はほとんどいない。このような大所帯の中で、リスクを冒す価値があったんだ」

サウスゲート監督になって以降、ラッシュフォードが大きな大会でイングランド代表に招集されなかったのは今回が初めてだが、EUR02024ではどんなイングランド代表が見られるだろうか。

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